倉庫に古材が入りました!

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こんにちは!

解体した古民家の古材が倉庫に入りました。

・・・そして一瞬で倉庫の中がパンパンになりました・・・。

古民家に使われている木材は、現代の住宅に比べて大きく長いものが沢山あります。

今回の古民家でも、

一番長いもので4間半(約8.2m)

一番重いもので約650kg

ありました。

これから、この古材たちを一本一本、洗っていきます。

この洗う作業だけでも2週間~3週間くらいかかります。

飛騨はもう雪が降る季節になり、日中でもかなり寒くなってきました。

水作業は過酷ですが、頑張って進めていきます!

ところで、弊社の倉庫は、廃校になった小学校の体育館を借りて、活用しています。

「古民家の移築」「古材の再利用」を事業としている弊社にとっては、「廃校の再活用」も、有意義なものだと感じています。

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弊社では、古民家の移築を行っております。

住宅として、別荘として、店舗として・・・。

古民家移築にご興味のある方は、是非お気軽にお問合わせください(^-^)

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「番付」について

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こんにちは(^-^)

今日は「番付」について書きたいと思います。

古民家移築とは、当たり前ですが古民家を移築することです。

そこに建っている古民家を解体して、バラバラにして、他の場所に運んで、元の姿に建て直すことです。

そこで「どうやって部材の使われていた位置を把握しているのか?」

という疑問がきっと出てくるはずです。

(出てこなかったらすみません・・・)


そこで、その部材がどこに使われていたかを分かりやすくするために「番付」の書かれた「札」を貼り付けます。

番付札には「東関脇」「西前頭三枚目」などと書かれている・・・わけではなく、

「い・三」「わ・十」といったように、X軸・Y軸で場所が表されています。

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X軸が、いろはにほへと・・・

Y軸が、一二三四五・・・

で書かれます。

昔の名残で、建物を正面から見て右から「いろはに・・・」となります。

最近は左から書かれている番付も見かけることがありますが、自分は右からの方が見やすいですし、頭に入りやすいです。

ところで「いろはにほへと」は大昔に作られた和歌ですね。

一文字も重複していないのが特徴です。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見し 酔ひもせず

三尺(909mm)間隔で、い・ろ・は・・・と振っていきます。※古民家など昔の建物は六尺(1818mm)で振ってあるこも多いです。

現代の住宅だと「を」「わ」の辺りまでで終わることが多いですが、

ただ古民家は大きいので、けっこう後ろまでいくことがあります。

現在解体している古民家は「う」までいきました!

いつか「す」まで使ってみたいと思いますが、23間半(約42.7m)になるので、流石に厳しいですかね(^-^;


番付札は、貼り付け方にもルールがあります。

貼り付ける「面」「位置」「向き」で、その部材が何であるか、全てが分かるように貼り付けます。

一枚の番付札だけを見て、「柱なのか、梁なのか、厚鴨居なのか」「上端か下端か」「横番(X軸)なのか縦番(Y軸)なのか」

全て分かるようにしておく必要があります。

・・・と、詳しく書いていくとどんどんマニアックな話になりますので、この辺りにしておきます。


番付を振る作業は、とっても地味~な作業なのですが、実はとっても大事な作業なのです。

「古民家移築では、どうやって部材の位置を把握しているの?」

という、誰にも聞かれていない質問に答えるべく、番付について書いてみました(^-^)

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2階の解体が終わり1階へ・・・

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こんにちは!

大きな古民家の解体は2階の柱までが終わり、1階へと進みます。

1階というか、まずは2階の床組からですね!

現場が標高の高い場所にあるため、完全に山の天気で、晴れたり曇ったり雨降ったり・・・吹雪いたり(まだ11月はじめなのに・・・)

私の場合は、骨組みの解体を進めながら、同時に測量を行います。

というのも、解体しながらでなければ正確に測れない箇所が多くあるからです。

あとは、継手や仕口がどのようになっているか、これも解体しながらでないと確認できないのです。

完全にバラしてしまった後だと、一つ一つの確認がとっっっても大変になります。

ですので、解体中の測量というのは、重要な作業なのです!

巷では、あと2週間もしたら、雪が降るだろうと言われてます(汗

頑張ってそれまでに終わらせてしまいたいところです(^-^)

引き続き頑張ります!

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今日から躯体を解体します!

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こんにちは!

解体中の大きな古民家は、今日から躯体の解体が始まりました!

高い所での作業になるので、慎重に安全第一で進めていきます。

間口(建物の長さ)が12間(22mくらい)あるので、レッカーが届くか心配でしたが、なんとか届いて順調に進めることができました!

最初は棟木(屋根のてっぺんにある部材)や母屋(屋根の途中にある部材)を外していくのですが、

現代の一般的な住宅だと、棟木や母屋は120×150とか105×120くらいの寸法なのに対して、古民家は180×240とかとても大きいので、取り外すのにも一苦労なのです。。。

百年を超える年月の間に、木もネジたり曲がったりしているので、仕口や継手も固くなったいて、外してくのも体力勝負といったところです。

明日には、2階部分は解体してしまえそうです(^-^)

引き続きがんばります!

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内部造作の解体がだいぶん進みました!

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こんにちは!

今日の朝は冷えました。

夏の暑さから一転、急に冬の足音が聞こえてきました。

心なしか冬独特の、あの匂いも今朝は少し感じてしまいました。

最近は秋をとばして、夏から一気に冬になってしまいますね。。。

山奥で解体を進めている、150坪クラスの大きな古民家は、内部の造作解体の目途がついてきました!

ここは11月の末頃には一度雪が降る、と聞いていますので急いで(安全に)進めていきたいと思います。

遠くから写真を撮ってみました。

古民家特有の、建物の高さが低く、大きな屋根が乗っかっているフォルム。

やはりカッコイイですね!

今回の古民家は特に間口が長く、より古民家らしく美しいフォルムだと感じます。

それでは(^-^)

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内部の解体はじめました!

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こんにちは!

先日から解体をはじめた大きな古民家は、少しずつ内部の造作解体を進めています。

板壁はまだいいのですが、土壁の解体はけっこう大変なのです。

小さな面積に見えても、いざ土壁を落とすと「え、こんな量なの?」てくらいに嵩が増します。。。

でも、壁の中に組んである小舞の下地がとってもきれいです。

昔の職人さんの仕事に感動です。

崩さずに外せたものは、なにかに使えないかと思い、ストックしておきます(^-^)

まだまだ沢山、土壁あるので頑張って落としていこうと思います!

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今日から大きな古民家の解体はじめます!

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こんにちは!

今日から飛騨の奥地のそのまた奥地で、大きな古民家の解体をはじめます。

約150坪の大きな大きな古民家です。

スケルトンになった姿も早く見てみたいです(^-^)

構造のバラシを始める前の、造作解体がかなり大変そうですが、頑張ってすすめていきます!

寒くなる前に、なんとか解体してしまいたいです!

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古民家移築(60坪クラス)建舞おわりました!

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こんにちは(^-^)

古民家移築(60坪クラス)、今回も無事に終えることができました!

垂木がなかなか届かないっ、ということで少し焦りましたがなんとか完了することができました。

ところで、今回は建てたあとに雁用(がんよう)を取りつけることになり、写真のような感じで仕上げました。

雁用というのは飛騨特有のもので、屋根の軒裏に取りつくもののことです。

屋根の出を支えるために、柱に腕木を取りつけ、そこに雁用桁を架け、垂木を乗せます。

そうすることで、屋根の出の負担が少しでも軽減されるといったものです。

普通は、柱への腕木の固定は、込栓や鼻栓、クサビなどで行うのですが、今回は後付けということで金物を使用しました。

雁用桁がビシッと揃っていないと、屋根が波々してしまうので、こまめに高さを確認&調整しながら取り付けていきます。

結果、写真の様に一直線にきれいに仕上がりました(^-^)

これにて今回も無事、古民家移築の任務完了です。

お仕事していただいた職人のみなさん、元請けのみなさん、関係者のみなさん、ありがとうございました!

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屋根の垂木まで終わりました!

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こんにちは(^-^)

古民家移築の物件は、屋根の垂木まで完了しました!

刻み直しを担当してくれた大工さんたちのおかげで、大きな問題もなく進めることができました!

感謝です。

写真でみると(直接見てもですが・・・)やっぱり古材と新材のコントラストがイイ感じですね!

言葉で説明するのはなかなか難しいですが、古材に新材を組み合わせるというのは、見た目以上に手間がかかるし、難しいものです。

そういった作業ができる職人さんたちのおかげで、古民家移築の仕事ができています。

感謝です。

屋根まで出来てこれで完了です(^-^)と言いたいところですが・・・、 

一つ問題が。

裏側の屋根の垂木がまだ手元に届いておらず、一旦高山に帰ることになりました。。。

ということで、また改めて出直してきます!

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古民家移築の建舞スタート

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こんにちは!

今日から古民家の移築先での建舞(上棟)がはじまりました!

今回の古民家は60坪程度なので、古民家としては大きくはありませんが、もともとの状態がひどく悪かったので、けっこう修繕をしています。

そのため、順調に建っていくかドキドキしながらの作業となります。

100年をこえる古民家なので、勿論もともとは石場建て(現代のようにコンクリートの基礎がないもの)でしたが、

今回はしっかりとしたベタ基礎の上に、一般的な住宅と同じようにして建てていきます。

土台はすべて新材にしてあるので、土台伏せも問題なく順調に進みました。

元請けさんがすごく良い足場を組んでくれているおかげで、柱や梁も組み易く、順調に進めることができました。

感謝です。

天気の良いうちに屋根までやってしまいたいところです(^-^)

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