こんにちは(^-^)
現在、古民家移築の現場で解体作業を進めています。 造作部分の解体が終わり、いよいよ構造躯体のバラシ作業に入りました。
古民家移築のための解体は、一般的な解体工事とは少し違います。 今回は古民家移築の解体作業について、どのような流れで進めているのかをご紹介したいと思います。
古民家解体は一般の解体とは目的が違う
一般的な解体工事の目的は、建物を壊して更地にすることです。
しかし古民家移築の解体は、 建物の部材を再利用することが目的になります。
柱や梁などの構造材は、移築先で再び使用します。 そのため、できるだけ傷を付けないように丁寧に取り外していく必要があります。
バールで無理にこじったり、ハンマーで叩いた跡が残ったりすると、 古材として使う際に見た目が悪くなってしまいます。
そのため古民家解体では、工具の使い方や作業の順番にも気を配りながら慎重に作業を進めます。今回の現場では杉もけっこう使われていたので尚更気を使いました。杉は柔らかいので傷跡が残りやすいのです。
どうしても一般的な解体より時間はかかりますが、 古材を活かすためには大切な作業です。
古民家解体の主な工程
弊社では古民家移築の解体を、主に次のような工程で進めています。
① 一般ごみの片付け
古民家では、家具や日用品などが残っていることがよくあります。
まずはこうした家財道具を整理し、処分できるものは処分していきます。
この作業は処分業者さんにお願いすることもありますが、 オーナー様と一緒に片付けることもあります。
② 造作部分・内装の解体
次に、天井や間仕切り壁などの造作部分を解体します。
古民家は長い年月の中で何度も改修されていることが多く、
- 石膏ボード
- ビニールクロス
- フローリング
などが後から取り付けられている場合が多くあります。
これらを取り外すことで、古民家本来の構造が徐々に見えてきます。
また、この段階で再利用できそうな建具や板材などは丁寧に取り外し、保管しておきます。
③ 屋根の解体
次に屋根の解体を行います。
瓦や板金などの屋根材を取り外し、 その下にある野地板なども外していきます。
このとき重要なのが、構造材を固定している「込栓(こみせん)」や「クサビ」を先に外しておくことです。
屋根を解体したあとに雨が降ると、木が水を吸って膨張し、 込栓が抜けなくなってしまうことがあるためです。古民家移築の仕事を始めたころは、そのことに気づかず、大変な目にあいました・・・
こうした点も考えながら、解体の順番を決めています。
④ 2階部分の躯体バラシ
屋根が外れると、次は2階部分の構造材を解体していきます。
垂木、母屋、棟木、登り梁などを順番に外していきます。
この作業ではレッカー(クレーン)を使いながら作業を進めます。
古民家の小屋組みには丸太材が使われていることも多く、 足元が滑りやすいため特に注意が必要です。
現場では声を掛け合いながら、安全第一で作業を進めています。
⑤ 1階部分の躯体バラシ
2階部分の解体が終わると、1階部分の構造材を解体します。
柱や梁、厚鴨居、足元、土台などを順番に取り外していきます。
古民家の柱には、四方向から梁が差し込まれていることが多く、 外す順番をしっかりと考えないとかなり苦労します。
そのため、構造をよく確認しながら慎重に作業を進めていきます。
古民家解体は丁寧さが大切
古民家移築の解体は、ただ壊すだけの解体とは大きく違います。
再利用することを前提としているため、 できるだけ古材を傷めないように丁寧に取り外していく必要があります。
また高所作業も多いため、安全管理も非常に重要です。
現場では安全に気を付けながら、 一つ一つの部材を丁寧に解体していきます。引き続き頑張って解体を進めていきます(^-^)
古民家移築の現場の様子は、これからもブログで紹介していきますので、 ぜひご覧ください(^-^)
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