【現場ブログ】余った古材を再利用!大工さんが小さなサイドテーブルを作ってみた

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古材の天板と脚で作られた味わいのある小型サイドテーブルの上部全景

端材となった古材を組み合わせて作った小さなテーブル。天板のヴィンテージ感がいい味を出しています。

こんにちは!いもと建築です。

古民家の解体や移築、改修の仕事をしていると、現場や作業場にはどうしても使われなった余りの古材がストックされていきます。

どれも何十年、時には100年以上も古民家に使われていた貴重な木材。「ただ捨ててしまうのは本当にもったいない!」ということで、今回は現場の合間に余った古材を再利用して、小さなサイドテーブル(棚付きラック)を作ってみました。

新材の木材では決して出せない、古材ならではの独特の味わいをご紹介します!


この記事のハイライト

  • 古材の端材活用:捨てるには惜しい古材を、日常使いできる家具へリメイク。
  • 新材にはない質感:長年の年月が刻んだ傷や着色、日焼け、深みのある木目が唯一無二の魅力。
  • 大工の息抜き手仕事:構造材だけでなく、ちょっとした小物や家具づくりも大工の楽しみの一つ。

端材だからこそ面白い!古材で作る世界にひとつの家具

今回制作したのは、お部屋の隅やソファの横、玄関先などにちょこんと置けるスマートな2段テーブルです。

天板に刻まれた「歴史のグラデーション」

古材テーブルと下段の棚板の様子

和の空間や使い込まれた板床にもしっくり馴染む佇まい。下段の棚にも古材を活用しています。

一番のポイントは、天板や下段の棚板に使っている古材の表情です。

新品の木材をいくらヴィンテージ風に加工しても、本物の古材が醸し出す「使い込まれた色ムラ」や「木の変形・ハツリ跡」の深みにはかないません。手触りも滑らかで、触れているだけでどこか温かみと落ち着きを感じさせてくれます。

コンパクトでも頑丈。大工の基本をしっかりと

下から見上げた古材テーブルの組み付け構造と脚部

脚と天板の接合部。DIY感覚で作る日用品でも、揺らぎなく永く使えるようしっかり組んでいます。

ちょっとした工作とはいえ、作るのは大工です(笑)。

ぐらつきが出ないよう、各部材の接合や水平の調整はしっかりと行っています。観葉植物を飾ったり、カフェタイムのサイドテーブルにしたり、デスク横の収納棚にしたりと、使い勝手の良いサイズ感に仕上がりました!ただ、家具屋さんのようなスマートなものは作れませんので、私たちが作ると良くも悪くも無骨な仕上がりになります(笑)


【ミニQ&A】古材の端材利用や家具づくりについて

Q. 古材の端材を使って、オリジナルの家具や小物をオーダーすることはできますか?
A. はい、可能です!古民家リノベーションや移築工事の際、「我が家で使っていた思い出の柱や板でカウンターテーブルや棚を作ってほしい」といったご要望もよくいただきます。
Q. 古材はトゲが刺さったり、衣服が引っかかったりしませんか?
A. 古板の多くは床板として使われていたものです。床板は足裏やスリッパで擦られるため、すべすべツヤツヤになったものがほとんどです。そのため、トゲが刺さったり、衣服が引っかかるほどのササクレはほとんどありません。必要に応じてサンダーをかけることも出来ますので、安心して触っていただけます。

まとめ:貴重な古材を有効に使いきる

古民家に使われていた木材は、解体されて役目を終えても、手を加えることで新しい家具や日用品として再利用することができます。

大きな家の骨組みを組む仕事はもちろんですが、こうした小さな手仕事を通して「木を無駄なく使い切る」ことも、私たち大工の大切な仕事の一つだと考えています。

また面白い端材アイテムが出来上がったらご紹介します!

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