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古民家解体で出た古材を倉庫へ搬入|古材再利用の準備

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古民家解体で出た古材を倉庫に搬入

こんにちは!

解体した古民家から取り外した古材が、倉庫に入りました。

今回搬入した古材は、古民家移築のために再利用する予定の大切な部材です。

古民家移築では、解体した建物の柱や梁などの構造材をできるだけ活かし、 新しい場所で再び建物として組み上げます。

そのため、解体の際には部材を丁寧に取り外し、 移築に使える状態で保管しておく必要があります。

しかし古材を搬入した瞬間、倉庫の中はあっという間にいっぱいになってしまいました。

古民家に使われている大きな木材

古民家に使われている木材は、 現代の住宅と比べてとても大きく長いものが多いのが特徴です。

今回解体した古民家でも、 一番長いもので約4間半(約8.2m)、 そして一番重い部材では約650kgもありました。

倉庫に保管された古民家移築用の古材

こうした太い梁や長い柱は、 現在の住宅ではなかなか見ることができないものです。

昔の大工さんが山から木を切り出し、 手仕事で加工して建てた古民家ならではの構造です。

古民家移築のための古材洗い

倉庫に搬入した古材は、 これから一本一本洗浄していきます。

古民家の部材は長い年月のあいだに、 ホコリや汚れ、煤などが付着しています。

移築先で再び使うためには、 こうした汚れを落として部材を整える必要があります。

古民家移築に使う柱や梁の古材

この古材洗いの作業だけでも、 およそ2週間から3週間ほどかかります。

一本一本丁寧に洗いながら、 古民家移築に使える状態へと整えていきます。

冬の古材作業

飛騨地方はすでに雪の季節になり、 日中でもかなり寒くなってきました。

水を使う古材洗いの作業は、 冬場はなかなか過酷です。

それでも古民家移築には欠かせない工程なので、 しっかりと進めていきたいと思います。

廃校を活用した古材倉庫

ちなみに弊社の倉庫は、 廃校になった小学校の体育館を借りて活用しています。

古民家の移築や古材の再利用を仕事としている弊社にとって、 廃校の再活用もとても意義のある取り組みだと感じています。

これからも古民家の古材を大切に活かしながら、 古民家移築の仕事を続けていきたいと思います。

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古民家を住宅として再生したい方、別荘や店舗として活用したい方など、 古民家移築に興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

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古民家移築の「番付」とは?解体時に部材の位置を記録する方法

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こんにちは(^-^)

今日は古民家移築の作業でとても重要な「番付」について書いてみたいと思います。

古民家移築とは、その名の通り古民家を別の場所へ移築することです。

現在建っている古民家を一度解体し、建物を構成している柱や梁などの部材を取り外して運び、 別の場所で再び建て直します。

しかしここで一つ疑問が出てくると思います。

「解体した部材が、もともとどこに使われていたのかどうやって分かるのか?」

古民家は百本をこえる部材で構成されていることもあり、 何も記録をせずに解体してしまうと元の形に戻すことはできません。

そこで必要になるのが「番付」という仕組みです。

古民家移築に欠かせない番付札

古民家解体では、それぞれの部材に「番付札」と呼ばれる札を貼り付けます。

この札によって、その部材が建物のどの位置に使われていたのかを 正確に記録していきます。

古民家解体で使う番付札

番付札には、相撲の番付のように「東関脇」や「西前頭三」などと 書いてあるわけではありません。

実際には「い・三」「わ・十」といったように、 建物の位置をX軸とY軸で表しています。

いろはと数字で位置を表す

古民家移築のための番付表示

番付では横方向の位置を「いろはにほへと...」、 縦方向の位置を「一二三四五...」という数字で表します。

昔からの名残で、建物を正面から見て右側から 「い・ろ・は...」と振っていくのが一般的です。

最近では左から番付を書いている現場も見かけますが、 個人的には右から振る方が見やすく、 頭にも入りやすいと感じています。

いろは歌の由来

ところで「いろはにほへと」は、 大昔に作られた有名な和歌です。

一文字も重複していないのが特徴で、 日本語の文字を覚えるためにも使われてきました。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす

番付でもこの「いろは」を使って、 建物の位置を表していきます。

古民家の大きさと番付

番付は通常、三尺(約909mm)間隔で振っていきます。

ただし古民家など昔の建物では、 六尺(約1818mm)間隔で番付が振られていることも多くあります。

現代の住宅では建物の大きさが比較的コンパクトなため、 「を」や「わ」あたりまでで終わることが多いです。

しかし古民家は建物が大きいため、 番付がかなり後ろまで続くことがあります。

現在解体している古民家では、 番付が「う」までいきました。

いつか「す」まで使ってみたいと思うのですが、 そこまでいくと建物の長さは23間半(約42.7m)になります。

さすがにそこまで大きい建物はなかなかありませんね(^-^;

番付札の貼り方のルール

番付札には、貼り付け方にも決まりがあります。

札を貼る「面」「位置」「向き」によって、 その部材がどのような部材なのかが分かるようにします。

例えばその札を見るだけで、

  • 柱なのか梁なのか
  • 上端か下端か
  • X軸の部材なのかY軸の部材なのか

といった情報が分かるようにしておく必要があります。

このように古民家移築では、 解体の段階から建て直しを考えた作業を進めていきます。

まだまだ細かいルールや工夫がありますが、 書き始めるとかなりマニアックな話になってしまいそうなので、 今日はこの辺りにしておきます(^-^)

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古民家解体の工程|2階解体後は床組と1階の梁解体へ

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古民家解体で現れた床組の梁

こんにちは!

大きな古民家の解体作業は、2階の柱の解体までが終わり、 いよいよ1階部分の解体へと進みます。

正確には1階に入る前に、まずは2階の床組の解体から行います。

古民家移築では、柱や梁などの部材を再利用するため、 解体の順序がとても重要になります。

古民家の床組解体

2階の柱が外れたあとは、 2階の床組を解体していきます。

床組とは、床を支えている梁や根太などの構造部分のことです。

古民家では太い梁や長い木材が使われていることが多く、 現代の住宅ではあまり見られないような ダイナミックな構造を見ることができます。

古民家の床組と梁構造

こうした床組の梁を外していきながら、 1階の柱や梁の構造を把握していきます。

古民家解体では、このように建物の構造を確認しながら、 順番に解体を進めていきます。

解体と同時に行う測量

私の場合は、骨組みの解体を進めながら 同時に測量も行っています。

というのも、解体しながらでなければ 正確に測ることができない箇所が多くあるからです。

古民家移築では、柱や梁などの位置関係を正確に記録しておく必要があります。

解体の途中で測量をしておかないと、 後から確認するのがとても大変になります。

そのため解体作業と測量作業は 同時に進めていくことが多いです。

継手や仕口の確認

また、継手や仕口の構造も 解体しながら確認しています。

古民家には、昔の大工が作ったさまざまな木組みの技術が使われています。

どのような継手で梁がつながれているのか、 どのような仕口で柱と梁が組まれているのか、 こうした部分は解体の途中でしか確認できないことも多いです。

完全にバラバラにしてしまった後では、 一つ一つ確認するのがとても大変になります。

そのため解体中の確認作業は、 古民家移築においてとても重要な工程です。

山の天気と解体作業

今回の現場は標高の高い場所にあるため、 完全に山の天気です。

晴れたり曇ったり、 雨が降ったり、 時には吹雪いたりと、 天気がころころ変わります。

まだ11月の初めですが、 山の現場ではすでに冬の気配を感じます。

巷では、あと2週間ほどで 雪が降るだろうとも言われています。

できれば雪が降る前に 解体作業を終わらせたいところです。

安全に気を付けながら、 引き続き作業を進めていきたいと思います。


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古民家解体の骨組み解体とは?棟木・母屋の取り外し作業

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古民家解体で棟木を取り外す作業

こんにちは!

現在進めている大きな古民家の解体ですが、 いよいよ本日から骨組みの解体作業に入りました。

古民家解体では、壁や床などの造作部分を取り外した後、 柱や梁などの骨組み部分(躯体)を解体していきます。

古民家解体における骨組み解体とは

骨組み(構造躯体)の解体とは、建物の骨組みである柱や梁、 屋根を支える部材を取り外していく工程です。

古民家移築では、これらの部材を再利用するため、 一つ一つ丁寧に外していく必要があります。

現代の住宅の解体とは異なり、 壊すのではなく「外す」作業になるのが特徴です。

棟木・母屋の取り外し

古民家の母屋材の解体作業

骨組みの解体では、まず屋根の上部にある棟木(むなぎ)や 母屋(もや)と呼ばれる部材から取り外していきます。

棟木は屋根の最も高い位置にある重要な部材で、 古民家特有の大きな屋根を支える役割を持っています。

母屋は屋根の途中に配置される部材で、 屋根の荷重を支える役割があります。

これらの部材を順番に取り外していくことで、 屋根の構造を解体していきます。

古民家ならではの大きな構造材

古民家の特徴のひとつが、使用されている木材の大きさです。

現代の住宅では、棟木や母屋のサイズは 120×150mmや105×120mm程度が一般的です。

しかし古民家では、180×240mmといった 非常に大きな材が使われていることも珍しくありません。

そのため、取り外し作業も一筋縄ではいかず、 レッカーを使いながら慎重に進めていきます。

今回の現場も間口が12間(約22m)と大きく、 レッカーが届くか心配でしたが、 なんとか対応することができました。

長い年月による変形と解体の難しさ

古民家は100年以上経っているものも多く、 木材がねじれたり曲がったりしていることがあります。

また、継手や仕口も長い年月の中で固くなっており、 簡単には外れないことも多いです。

私たちの現場でも、 職人みんなで呼吸を合わせながら一つ一つ丁寧に外していく作業になります。

こうした部分も、古民家解体ならではの難しさであり、 同時に魅力でもあります。

安全第一で進める解体作業

骨組みの解体は高所作業になるため、 安全管理がとても重要です。

特に屋根の上での作業は危険も伴うため、 慎重に進めていく必要があります。

明日には2階部分の解体が完了する予定です。

引き続き安全第一で作業を進めていきたいと思います。


古民家移築をご検討の方へ

古民家移築では、このように解体の段階から 部材を再利用することを前提に作業を行っています。

建物の状態や構造によって最適な方法は異なるため、 現地確認を行ったうえでご提案させていただいております。

住宅・別荘・店舗など様々な用途に対応可能です。

ご興味のある方はお気軽にご相談ください。


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古民家解体の造作解体とは?土壁と小舞下地の解体作業

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古民家解体の土壁と小舞下地

こんにちは!

先日から解体を進めている大きな古民家ですが、 現在は内部の造作解体を進めています。

古民家解体では、いきなり柱や梁といった構造を解体するのではなく、 まずは壁や天井などの造作部分を取り外していく工程から始まります。

古民家解体における造作解体とは

造作解体とは、壁や床、天井などの仕上げ部分を解体する作業のことです。

この工程を丁寧に行うことで、 柱や梁といった構造材を傷つけずに解体することができます。

古民家移築では、これらの部材を再利用するため、 解体の初期段階から慎重な作業が求められます。

土壁の解体は想像以上に大変

板壁の解体は比較的スムーズに進みますが、 土壁の解体はかなり大変な作業です。

見た目にはそれほど量が多くないように見えても、 実際に崩してみると想像以上の土の量になります。

土壁は湿気を調整する役割などもあり、 昔の住宅には多く使われていましたが、 解体の際には手間のかかる部分でもあります。

私たちの現場でも、土壁を落とすたびに その量の多さに驚かされます。

小舞下地の美しさ

土壁内部の小舞下地の構造

土壁を解体すると、その内部には「小舞(こまい)」と呼ばれる下地が現れます。

これは竹や木で組まれた下地で、 その上に土を塗ることで壁が作られています。

この小舞の組み方がとても丁寧で、 昔の職人の技術の高さを感じることができます。

実際の現場でも、 「ここまで綺麗に組んであるのか」と感動することがよくあります。

再利用できる古材はストック

解体の際には、できるだけ再利用できる部材を傷つけないように外していきます。

状態の良いものは、古材としてストックし、 今後の古民家移築や古材活用に活かしていきます。

古民家移築では、このように解体の段階から 再利用を前提とした作業を行っているのが特徴です。

これからの解体作業

まだまだ土壁は多く残っているため、 引き続き丁寧に解体作業を進めていきます。

古民家解体は手間のかかる作業ですが、 その分だけ建物の価値や魅力を再発見できる仕事でもあります。


古民家移築をご検討の方へ

古民家移築では、このように解体の段階から 部材の再利用を前提に丁寧な作業を行っています。

古民家は一棟ごとに構造や状態が異なるため、 現地確認やご要望をお伺いしたうえで最適なご提案をさせていただいております。

住宅としてはもちろん、別荘や店舗としての活用も可能です。

移築可能な古民家のご紹介もできますので、 ご興味のある方はお気軽にご相談ください。


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